髪の毛、糸くずの異物検査の報告書のご案内です。

異物検査の報告書(髪の毛、糸くず)のご案内です。

髪の毛?糸くず?

主に食品から検出されたを糸状の異物を鑑別します。繊維は、顕微鏡での形態学的検査以外に染色試験、 燃焼試験、化学反応試験などを実施して、化学繊維・天然繊維などの分類が可能です。 毛は顕微鏡での形態学的検査で人毛や獣毛などの分類を行います。
※鑑別された繊維の材質に精密分析が必要な場合には別途ご相談下さい。

報告書には以下に使用しているような画像を添付致します。

人毛(透過光像)

毛は糸状の混入異物としては最も重要なものです。 これらが人毛であるか動物毛であるかその他の線維物であるかを鑑別する事により混入原因や混入のタイミングなどを推測する事ができます。

人毛(透過光像)

人毛の髄質は一般的に動物毛よりも細く、毛幹(もうかん)の幅の1/3以下とされています。

人毛(表面構造)

毛の表面には人毛や動物毛にかかわらず小皮紋理(キューティクル・毛小皮)と呼ばれる構造を持ちます。 これらの形状は動物の種類によって異なり、人毛や他の動物毛を識別するための指標の一つとなります。

動物毛・獣毛(ネコ)

イヌ・ネコ・齧歯類(げっしるい)などの毛は髄質が非常に大きく、人毛との違いは明かですが、 動物の種類や混入した毛の部位などによっては形態や混入状況など総合的な判断が必要になる事もあります。

衣類などの繊維

衣類などの繊維は一見すると一本の糸の様に見えますが、 顕微鏡観察すると多数の糸が絡みあって一本になっているものが多く見られます。

合成繊維

合成繊維の表面は光沢を持つものが多く、 毛や植物繊維などとの識別は顕微鏡観察で容易にできますが、 合成繊維の種類を調べるためには更に化学的性状検査が必要な事もあります。

合成繊維(燃焼試験で溶けた繊維)

繊維は燃焼試験により大まかな種類の識別が可能です。石油を原料とした合成繊維は燃焼試験を行うとプラスチックなどと同様に溶けてしまうものが多く存在します。

人毛(カタラーゼ活性試験陽性・加熱調理後の混入が推測される毛)

人毛や動物毛にかかわらず顕微鏡的に毛根が観察されれば、それを指標にカタラーゼ活性試験を行う事が可能です。 加熱された食品にに混入した毛に対しては、カタラーゼ活性試験を実施する事により、 調理以前に混入した毛なのか調理後に混入した毛なのかを推測する事が可能です。 画像はカタラーゼ活性試験陽性(3+)の人毛です。この人毛は調理後に混入したと推測する事ができます。

○各種異物の同定について

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TEL 042-725-2010 FAX 042-723-8265
E-Mail info@mhcl.jp


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