食品理化学検査
食品理化学検査でこんなお悩みありませんか?
食品の物性(品質)
を数値で管理したい
レシピを
数値化したい
油の劣化を
確認したい
このサービスは
商品開発や品質管理を行う
お客様に最適なサービスです
品質管理に役立つ食品の状態や劣化を数値的に調べます。

pH
食品中の水素イオン濃度を示す値です。pH値が普段より異常に高い、または低くなっている場合、その味が損なわれていることや、製造過程に何らかの問題があった事が予測できます。
また、微生物には発育・増殖に適したpH域があり、その範囲外では活動が抑制されます。特定の食品において規格基準が定められています。

水分活性
食品中の水分のうち、微生物が利用できる自由水の割合を示す値です。
腐敗や食中毒の原因となる細菌やカビは、食品中で発育・増殖するためには自由水が必要となります。測定した水分活性値から食品中で発育・増殖し得る細菌やカビ等を予測することができます。特定の食品において規格基準が定められています。

ヒスタミン
ヒスタミンは、魚介類に含まれる遊離ヒスチジンから細菌の脱炭酸酵素の作用により生成されます。ヒスタミン食中毒は、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類及びその加工品を食べることにより発症します。弊社では、ヒスタミン食中毒の原因であるヒスタミンの検査を承っております。

糖度
食品中の可溶性固形物の割合を示す値です。糖度の値から食品の味に関する情報を得ることができます。

酸度
食品の酸度を計る検査です。

油脂酸化
油脂の劣化を評価するための理化学的指標の一つです。

過酸化物価
食品に含まれる油脂が、空気中の酸素により酸化し、生成した過酸化脂質の量を測定するのが過酸化物価です。
油脂の劣化を評価するための理化学的指標の一つです。
特徴
高品質高精度
食品衛生法に基づく登録検査機関および試験所の能力に関する国際規格であるISO/IEC 17025:2017の認定を取得しており、高品質高精度な検査結果をお出しすることができます。
また、外部精度管理および内部精度管理も計画的に実行しており、定期的な検査精度の確認を行っています。


Webを利用したリアルタイムな通知体制
当社独自のWebサービスである「MHCL e-Service」により、タイムリーな検査結果の通知、成績書のダウンロードが可能で、郵送によるタイムラグがなくなります。また、紙ではなくデータのため、ファイリングの手間や検査履歴の検索時間を削減でき、結果の管理が楽になります。
提案力
検査対象の性質や流通過程を加味し、お客様のご要件・ご要望にあった最適な検査項目や検査頻度などをご提案できます。
お客様に寄り添ったプランによって、リスクの低減と経済性を両立させます。

食品理化学検査について
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ご利用の流れ
- お問い合わせ
- 電話またはホームページからお問い合わせください。
- ご提案
- ご相談内容より検査種類・検査項目をご提案させていただきます。
- 検査申込
- 電話・FAXまたはWeb上からお申込みいただけます。
- 検体発送
- 対象の検体を弊社へお送りいただきます。
- 検査
- 弊社に到着後、検査を実施させていただきます。
- 結果
- 検査結果は弊社Web閲覧サービス「MHCL e-Service」にアップロードされます。
ヒスタミンによる食中毒
ヒスタミンによる食中毒は、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類及びその加工品を食べることにより、アレルギー症状に類似した中毒症状が見られます。アミノ酸の一種であるヒスチジンにヒスタミン産生菌の酵素が作用し、ヒスタミンに変換されることにより生成します。
ヒスタミンは熱に安定であり、また調理加工工程で除去できないため、ヒスタミンを生成させないようにするためには温度管理し、ヒスタミン産生菌の増殖と酵素作用を抑える必要があります。流通過程でのヒスタミンの産生を確認し、ヒスタミンによる食中毒を防ぐためには、ヒスタミン検査が有効です。
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