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株式会社安田物産様

食の安全に関して大切にしていること

「食とエネルギーで地域を支える安田物産が紡ぐ70年の信頼と挑戦」

株式会社安田物産

設立   1955年10月1日
住所 神奈川県大和市深見西2-6-28
ホームページ http://www.yasuda-bussan.co.jp/
事業内容

1.給食・仕出し弁当の提供

2.LPガス・ガス機器の販売

.飲料水の宅配

ご担当者様

代表取締役社長 安田幹仁 様

営業本部 学校給食・cookingセンターグループ
取締役本部長 安田裕充 様

社長室 栄養衛生管理グループ 主任 谷川美里 様

営業本部 学校給食・cookingセンターグループ
主任 相原恭平 様

 


株式会社安田物産ロゴ
取材日 2026年5月26日
株式会社安田物産様並び写真(左から)主任 谷川美里様、代表取締役社長 安田幹仁様、取締役本部長 安田裕充様、主任 相原恭平様 

株式会社安田物産様は202511月に創業70周年を迎えられました。エネルギーと給食を主な事業として、神奈川県を中心に発展されてきた、その歴史について教えてください。

安田社長: 私は3代目の社長になります。当社の歴史は練炭や石炭の販売に始まり、のちにプロパンガスの販売へと拡大し、現在はカーボンニュートラルLPGや太陽光発電、災害用発電機なども扱うようになりました。

給食事業については、創業から10年足らずという早い段階でスタートしています。当時、本社のある神奈川県大和市は自動車工場の町として栄えていたため、工場向けの仕出し弁当の需要が非常に高かったのです。

その後、時代とともに幼稚園や小学校に、平成に入ると介護施設や保育所へと、食をお届けする先を広げてまいりました。この度、中学校の給食事業も開始し、私たちはその時々の社会の変化やニーズに寄り添いながら、今日まで事業を歩ませていただいております。

安田社長①

ガスも給食も、どちらも地域を支える「インフラ」ですね。

安田社長様②

安田社長:多くの施設様にエネルギーと食事をセットでお届けすることこそ、私たちの強みであり、存在意義だと考えています。例えば、プロパンガスは都市ガスと違ってその敷地内にボンベがあるため、災害に非常に強いんですね。

大型の災害用発電機は、停電が発生した際も、施設の患者様の命綱となる医療機器の稼働を支えるとともに、温かい食事のご提供も可能です。

特に近年は、さまざまな施設様が災害対策に力を入れていますので、「給食も設備も、ガスも全部、安田物産にお願いしたい」と嬉しいお言葉をいただいております。

御社の存在は、施設様にとって非常に心強いですね。給食事業には衛生管理が非常に重要ですが、特に大切にされていることを教えてください。

安田社長:「毎日途切れず、ご提供する」というのは、給食もエネルギーも同じです。ですから私はいつも社員に、「大きくジャンプ(躍進)する必要はない」と伝えています。

一食一食、安全と信頼を、まるで薄い紙を一枚ずつ重ねていくように積み上げていくこと、それこそが当社の理念であり、あるべき姿だと考えています。

今や「安全・安心」という言葉は、企業の強みとしてアピールするものではなく、できて当たり前の「最低限のスタンダード」です。その当たり前のレベルを高い水準で維持するために、町田予防衛生研究所(以下、町田予防)さんには日ごろからご協力いただいています。

安田社長様③

弊社のサービスについて、ご意見やご要望などはございますか?

谷川主任

安田社長: 特に助かっているのは、距離的な「近さ」ですね。大和市と町田市は隣接していますから、何かあればすぐに対応していただけます。すぐにコミュニケーションが取れる環境というのは、思いのほか重要です。

遠方の会社さんだとどうしても接点が少なくなりますから、近くに町田予防さんがある私たちは、本当に恵まれているなと感じます。

安田取締役本部長: 検査結果をスピーディーにフィードバックしてくださるなど、レスポンスが非常に早い点もありがたいですね。

谷川様: 特に従業員の検便は、年々検査の件数が増えているのですが、結果が分かるのが早くて本当に助かっています。午前11時に検体を持ち込んで、早い時にはその日の午後に結果が出ることも。

また、年3回の定期的な給食・お弁当の食品検査だけでなく、前日調理(加熱後に急速冷却して翌日提供する方式)を行っている施設での食品検査など、運用の安全性を確かめる検査も柔軟に対応いただいています。

 

安田社長: 私たちが依頼する最大の理由は、そうした「科学の力」を借りられる点にあります。調理済み食品の細菌検査を行い、数値で安全を証明しなくてはなりません。そうした場面では、町田予防さんに全面的に支えられていますね。

安田取締役本部長:また、私たちが「こういう調理工程で安全性を担保できるか」とご相談すると、必ず専門的な見地から提案を返してくださいます。当社の場合は深夜に稼働している自社工場もあるのですが、そこへの立ち入り検査なども快く引き受けてくださり、非常に強い安心感を持っています。

安田取締役本部長

ありがとうございます。大変、励みになります! 御社は、昨年8月にクッキングセンター横浜工場を新設されました。115,000食以上を提供されているそうですが、衛生管理面での取り組みについて教えてください。

相原主任

安田社長: 横浜市の中学校給食という非常に高い安全基準をクリアするため、日本発の食品安全規格である「JFS適合証明」の取得に向けて、相原君を中心に社内でプロジェクトチームを立ち上げ、集中して取り組みました。

相原様: 適合証明取得にいたるまでは、膨大な検査項目のクリアや書類作成など大変な面も多かったのですが、町田予防さんにも伴走していただきながら、一歩一歩進めてまいりました。このたび新設した横浜工場の大きな特徴は、通常食とアレルギー対応食の厨房を「完全に別棟」にしている点にあります。

安田社長: 「完全に別棟にする」というのは、経営の観点から見れば非常に大きなコストがかかります。しかし、「同じ建物の中で部屋を分ける」のとは、調理スタッフにかかる心理的なプレッシャーがまったく違います。

別棟にすることでアレルゲンが入り込む余地を物理的に遮断すれば、「万が一、混入したらどうしよう」という現場の不安やストレスがなくなります。従業員が安心して調理に集中できるからこそ、お客様にも絶対の自信を持って給食を提供できるわけです。この「心理的なストレスダウン」こそが、真の安全につながると考えています。

相原様: 給食というのは、子どもたち誰もが平等に、安心して食べられなければなりません。だからこそ、私たちの仕事は「地域を支える公共事業と同じなのだ」いう強い誇りと責任感を持って、日々の製造に取り組んでいます。

フードドライブや無料弁当の配布など、社会貢献活動も積極的に行われていますね。

安田社長: 私自身、ニュースなどで「満足に食事をとることができない子どもたちがいる」という現状を耳にするたび、「食を支える企業として、どうにか力になれないものか」と日頃から考えておりました。そんな折、神奈川県のフードバンク様とお話しする機会をいただいたのです。

また、私たちは毎日大量の食事を作っていますが、どうしても食べ残しや廃棄が出てしまいます。「食べ物を捨てることを、当たり前にしてはいけない」という強い思いもあり、従業員への教育も兼ねて、フードドライブ活動を開始いたしました。学校の長期休み期間中には、ご家庭の事情で食事が十分にとれない子どもたちのために、工場のある地域で無料弁当の配布も行っています。

すばらしいご活動ですね。

安田社長&安田取締役本部長

安田社長: 単に「食事をお届けしたい」というボランティア精神だけでなく、「安田物産の給食がどのような物か多くの方に知っていただきたい」という思いもあります。私たちが提携している施設を利用される方々は、当社の作った給食や弁当を日々、継続して召し上がることになります。

当社の事を地域の方々に広く知っていただくことで、より安心して日々の食事を楽しんでいただきたいのです。フードバンクなどの活動は何より「継続」が命。ですから、年に2回ほど、神奈川県とも連携しながら責任を持って活動を続けています。

地元の女子サッカーチーム「大和シルフィード」のスポンサーなど、 地域スポーツの支援もされていますね。

安田社長: これもまた「大好きな地域を盛り上げたい」という強い思いからです。地域のスポーツチームは、どこも資金面をはじめとする運営のハードルが高く、支えがなければ存続自体が難しくなってしまう現状があります。

ですが、私たちはただスポンサーとして資金を提供するだけでなく、チームを一緒に盛り上げることが何より大事だと考えました。そこで、大和シルフィードさんと「シルフィードカレー」を共同開発したのです。

おかげさまでこの商品が、プロの厳しい審査を経て『ジャパン・フード・セレクション』の最高賞であるグランプリを受賞いたしました。今では、大和市の小・中学校の給食メニューとしても導入し、子どもたちに提供しています。

安田社長④

食とエネルギーの両面から地域を支え、貢献されている企業の姿に大変感銘を受けました。最後に、今後の展望をお聞かせください。

安田社長: 私たちは神奈川県大和市に根ざした企業であり、支えてくださるお客様のほとんどが神奈川県内の企業や施設様です。今日まで私たちを育ててくださった地域の皆様に恩返しをし、より貢献していきたい。その一心で、これからも私たちの目がしっかりと行き届く範囲で、責任ある仕事を全うしていきたいと考えています。

直接ご契約いただいている施設様はもちろんのこと、広く一般の皆様にまで「安田物産の給食なら、エネルギーなら絶対に安心だ」と心から信頼していただけるよう、これからも一歩一歩、確かな信頼を積み重ねてまいります。

株式会社安田物産様集合写真今回は貴重なお話をありがとうございました。 
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