MHCL WORKS LABO

  1. TOP
  2. MHCL WORKS LABO
  3. メルマガコラム
  4. レジオネラ症とは?感染経路から症状、家庭での対策まで徹底解説

レジオネラ症とは?感染経路から症状、家庭での対策まで徹底解説

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
レジオネラ症とは?感染経路から症状、家庭での対策まで徹底解説アイキャッチ
「レジオネラ症」という言葉を聞いたことはあっても、その実態や具体的な予防法までは詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。実は、不適切な管理をされた浴槽や加湿器などは、すべてが感染源となる可能性があります。本記事では、レジオネラ症の基礎知識から、感染を防ぐための衛生管理のポイントまで分かりやすく解説します。

 

 

レジオネラ症とは

レジオネラ症とは、我々の身近な土壌に棲息するレジオネラ属菌という細菌によって起こる感染症です。
このレジオネラ属菌が水環境から生じるエアロゾル(目に見えない水滴)とともに飛散し、これを吸入することによって感染が成立します。
人から人へは感染しません。
健常人が発症することはまれですが、基礎疾患を有する易感染者にとっては重要な日和見病原体となり、死亡者も発生します。
レジオネラ症はレジオネラ属菌に汚染された水を吸入することが原因なので、推定される感染源として、温泉や入浴施設が圧倒的に多く挙げられます。


・レジオネラ属菌の生態と増殖条件

レジオネラ属菌の生態と増殖条件浴槽や循環ろ過装置の内部を触った際、ぬめり感を感じたことはありませんか?このぬめりをバイオフィルムといい、微生物が粘液性物質を体外に産出してできたものです。バイオフィルムは微生物の温床となり、レジオネラ属菌の増殖の場となります。また、バイオフィルムの内部に棲息する微生物は、消毒薬が効かないことがあるので、こまめに掃除をしてバイオフィルムを除去する必要があります。

・エアロゾル感染の仕組みと主な侵入経路

レジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染された水から発生する「エアロゾル(目に見えない細かい水滴)」を吸い込むことで感染します。人から人へ感染することはありませんが、温泉や循環式浴槽、冷却塔、加湿器など、水が霧状になる環境が主な感染経路となります。特に免疫力が低下している方や高齢者は注意が必要です。

レジオネラ症の主な症状と見分け方


・急激に悪化する恐れがある「レジオネラ肺炎」

ネラ肺炎は、高熱や寒気、筋肉痛などの症状で始まり、進行すると呼吸困難や意識障害を引き起こすこともある重症の肺炎です。適切な治療が遅れると命に関わるため、早期の診断と抗菌薬による治療が極めて重要です。

・一過性の風邪症状で終わる「ポンティアック熱」

ポンティアック熱は、全身のだるさや発熱、頭痛などの症状が現れますが、肺炎には至らず数日で自然に回復することが多い一過性の疾患です。潜伏期間が短く、一度に多くの人が発症しやすいのが特徴です。

 

レジオネラ症集団事故事例

令和5年7月頃から大崎保健所管内にある病院(以下 X病院)で<受診歴のある8人および利用歴の無い近隣住民等13人がレジオネラ症を発症しうち2人が死亡するレジオネラ症集団感染事例が発生しました。初動調査の結果 X病院の冷却塔2基から9,700万および6,800万CFU/100mLものレジオネラ属菌が検出され, 冷却塔と患者から検出されたレジオネラ属菌の血清群および遺伝子型が一致したことから, 冷却塔が原因であると考えられました。

NIID 国立感染症研究所「病院の冷却塔に起因したレジオネラ症集団感染事例について」より

感染症法における分類と浴槽水の水質基準

レジオネラ症は感染症法において「四類感染症」に分類され、診断した医師は直ちに届け出ることが義務付けられています。また、公衆浴場法などの指針により、浴槽水の水質基準は「レジオネラ属菌が検出されないこと(10CFU/100ml未満)」と厳格に定められています。


家庭内に潜む感染源と今日からできる予防策

レジオネラ属菌のリスクは公共施設だけではありません。家庭内でも、水の管理を怠ると菌が増殖する可能性があります。特に注意すべきは加湿器や循環式浴槽(24時間風呂)です。

・加湿器や循環式浴槽の正しいメンテナンス手順

加湿器のタンクは毎日水を入れ替え、中までしっかり洗浄して乾燥させることが重要です。また、循環式浴槽の場合は、定期的に配管洗浄剤を使用してバイオフィルム(ぬめり)を除去しましょう。シャワーヘッドや追い炊き配管も、定期的な点検と清掃が推奨されます。



きちんと衛生管理されていないすべての浴槽水が感染源になりますが、徹底した衛生管理でレジオネラ症の発生は防げます。
まずは衛生管理の一つとして当社でレジオネラ菌検査を行ってみてはいかがでしょうか。

 

検査等の料金やご相談はお気軽に

検査等の料金が知りたい方はこちら

検査等の料金が知りたい方はこちらからどうぞ。

料金ページへ

ご質問やお問い合わせはこちら

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせページへ




Written by

株式会社町田予防衛生研究所

町田予防衛生研究所は、食の安全に関わる各種検査やコンサルティングなど幅広く商品・サービスを取り揃え、ワンストップで食の安全をサポートする企業です。

本社所在地

〒194-0013
東京都町田市原町田3-9-9

許可等

 

食品衛生のお役立ち掲示物ダウンロード

現場ですぐに使える「食品衛生のお役立ち掲示物」をご用意しております。
ダウンロードして印刷すれば、すぐにご利用いただけます。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

商品やサービスの各種お問い合わせ

お見積や注文依頼なども承っております。

食品衛生のお役立ち掲示物

現場ですぐに使える
「食品衛生のお役立ち掲示物」
をご用意しております。

無料相談

ご不明な点などございましたら
お気軽にお問合わせください。

サービスに関するお問い合わせ

よくいただく質問と
その回答をご用意しました。