手洗いのタイミング - When to Wash -

手洗いでは、見た目の汚れを落とすのはもちろん、目に見えない細菌やウイルスが付着している危険性のある手を適切な方法で洗うという行為が重要となります。
冬に猛威をふるうノロウイルスは、現在、国内で最も多い食中毒発生件数が報告されています。少量のウイルスで食中毒を引き起こしますが、食品中では増殖せず、人間の体内でしか増殖しません。つまりその食中毒事故の多くが、人の手を介して食品に付着した事が原因と考えられます。ノロウイルス以外にも、病原微生物が人の手を介して二次汚染を発生させる事故は多発しています。
たとえ汚染されたものに触れたとしても、手をよく洗い、病原微生物を洗い落とし、手を清潔にすることで食中毒の発生が防げたのかもしれません。
食品に携わる業務に従事する人は、適切な方法とタイミングで手に付着した病原微生物を洗い落とし、常に清潔な手を保つ必要があります。そこで、今回は、「いつ手を洗うべきなのか」をテーマにイラストを交えながら解説いたします。
口にする前に加熱工程などがないので、手洗い前の手で触れてしまうと食品を汚染してしまう可能性があります。極力素手で触れないほうが良いのですが、仕方がない場合は良く手洗いをしてください。
必ず手を洗ってから装着してください。
冬に猛威をふるうノロウイルスは、現在、国内で最も多い食中毒発生件数が報告されています。少量のウイルスで食中毒を引き起こしますが、食品中では増殖せず、人間の体内でしか増殖しません。つまりその食中毒事故の多くが、人の手を介して食品に付着した事が原因と考えられます。ノロウイルス以外にも、病原微生物が人の手を介して二次汚染を発生させる事故は多発しています。
たとえ汚染されたものに触れたとしても、手をよく洗い、病原微生物を洗い落とし、手を清潔にすることで食中毒の発生が防げたのかもしれません。
食品に携わる業務に従事する人は、適切な方法とタイミングで手に付着した病原微生物を洗い落とし、常に清潔な手を保つ必要があります。そこで、今回は、「いつ手を洗うべきなのか」をテーマにイラストを交えながら解説いたします。
▼調理現場ですぐに使える学べる資料▼

1. 身体を直に触った後
身体(洗った後の清潔な手や腕以外の場所)に直接触れた後は必ず手を洗いましょう!2.トイレに行った後
3. 洗浄殺菌済みの器具・器材に触る前
4. 水槽の魚介類や動物を触った後
5. 咳やくしゃみ、鼻水をかんだ後、タバコを吸った後、食事の後
6. 汚れた器具・器材を触った後
7. 生の食材を触った後に調理済み食品に触れる前
口にする前に加熱工程などがないので、手洗い前の手で触れてしまうと食品を汚染してしまう可能性があります。極力素手で触れないほうが良いのですが、仕方がない場合は良く手洗いをしてください。
8. 使い捨て手袋を装着する前
必ず手を洗ってから装着してください。
9. その他の理由で手が汚れた場合
参考文献:FDA Food Code 2009: Chapter 2 – Management and Personnel 2-301.14 When to Wash.
正しく手洗いできているかは拭き取り検査で確認を!
>>環境衛生検査のページへ