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手軽にできる大腸がん検査のメリットと方法について

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手軽にできる大腸がん検査のメリットと方法について
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今回の記事はいつもの衛生管理に関する記事ではなくて、人の健康に関する検査についての記事になります。
食品取扱業務に従事している方が、いつも定期的に受けられている検便検査ですが、目的は食中毒菌やウイルス等を保菌・感染していないかどうかを検査して、ノロウイルスや食中毒菌による事故の予防につなげるために行っています。
今回ご紹介する「便潜血検査」は、便に潜む血液の有無を調べる検査で、大腸がんの早期発見を目的とした検査です。

 

1. 大腸がん検査の重要性

・国立がん研究センターのガイドラインが示す検査の役割

大腸がんは日本におけるがん死亡率・罹患率ともに上位を占めているがんですが、早期の段階では自覚症状はほとんどありません。進行すると便に血や粘液が混じったり、 下血したりする、下痢と便秘を繰り返す、などの初期症状が現れます。大腸がんは早期に発見できれば治療によりほぼ治癒することができるがんです。早期発見が極めて重要です。便潜血検査は、国立がん研究センターのガイドライン(「有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン」2024年度版)で、科学的根拠に基づき推奨グレードAと評価された検査です。定期的に推奨の方法で検査を受けて、がんを早期発見しましょう。


・便潜血検査で大腸がん死亡率を大幅に減少させる

便潜血検査は、便中の微量な血液を検出することで大腸がんを早期に発見する手法です。ガイドラインでは死亡率減少効果を示す十分な証拠があることから、大腸がん検診として便潜血検査(免疫法)を推奨しています。40歳以上の定期的検査を推奨しており、 検査の結果、がんの可能性が考えられる場合、さらなる精密検査を受けることで、より確実な診断が可能となります。これにより、早期に適切な治療を開始することができ、予後をより良くすることが期待されます。

がんの早期発見は、治療の選択肢を広げ、完治の可能性を高めることが期待されます。また、早期の治療は、がんの再発リスクを低減し、患者の生活の質を向上させる可能性があります。便潜血検査は痛みを伴わない非侵襲的な検査であり、身体への負担を最小限に抑えながら健康を守ることができます。

 

2. 手軽にできる便潜血検査とは?

・個人で簡単に行える検査方法の紹介

便潜血検査は、病院やクリニックに行かずとも、自宅で手軽に行うことができる検査方法です。検査キットを利用することで、日常生活を損なわずに実施できます。自宅で行えるため、忙しい方でも時間や場所を選ばずに検査可能です。さらに、検査キットの使い方は非常にシンプルで、特別な準備や専門的な知識も必要ありません。これにより、検査を受けることへの心理的なハードルも低くなり、より多くの人々が気軽に健康チェックを続けることができます。特に、初めて検査を受ける人にとって、使いやすさと安心感が大きな利点となり、健康管理の第一歩を踏み出すきっかけとなります。


・自宅でできる検査キットの利用方法

検査キットは、通常、郵送で受け取ることができ、手順も簡単です。まず、付属の容器を使って便を採取し、郵送で検査機関に送付するだけです。このように、手軽に行える方法で健康を管理することが可能です。郵送システムを利用することで、プライバシーを守りながら検査を受けられるため、安心感も得られます。


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2. 早期発見の重要性と治療の利点

・早期発見で完治可能性が高まる理由

大腸がんは、早期に発見されると、完治の可能性が高まります。早期段階での治療は、がんが広がる前に対処できるため、体への負担も少なくて済みます。早期発見は、患者の精神的負担も軽減し、治療の計画を立てる際に、より多くの選択肢が得られるという利点もあります。医療チームと患者が協力して、最適な治療プランを作成することが可能となり、より良い治療結果をもたらすことが期待されます。


・治療による身体への負担を軽減する方法

早期発見により、手術や化学療法などの治療が最小限で済む可能性があります。これにより、治療後の生活の質も向上し、健康で快適な生活を続けることができるのです。早期の段階での治療は、リハビリ期間を短縮し、社会復帰もスムーズに行えるというメリットがあります。また、早期発見と治療は、医療費の負担を軽減する可能性もあり、長期的な経済的負担を減らすことに繋がります。早期検査の重要性を認識し、定期的な健康チェックを習慣化することが、健康寿命を延ばすための鍵となります。

会社の健康診断で実施できなかった方や、定期的に検査を希望される方にお勧めします。

  

大腸がん | がん対策研究所

がんの部位別統計 - 日本対がん協会

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