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死者数が多い食中毒ランキング(2015~2019年)

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今回の記事では厚生労働省の食中毒統計資料に基づいて、食中毒事故による死者数を原因物質ごとにランキング形式でご紹介します。この記事の中で各食中毒の原因となる菌やウイルスなどの特徴やどのようなポイントに注意すればよいかをまとめた記事についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。



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事件数の原因物質別ランキングはこちらです。
>>事件数が多い食中毒ランキング

患者数の原因物質別ランキングはこちらです。
>>患者数が食中毒ランキング

食中毒の事件数・患者数・死者数をまとめた記事はこちらです。
>>食中毒の発生状況を総まとめ


▼調理現場ですぐに使える学べる資料▼

1. 過去5年間の食中毒事故による死者数ランキング

2015年~2019年の5年間の食中毒統計データを基に、原因物質別にランキング付けしました。

 

食中毒死者数ランキング

厚生労働省「過去の食中毒発生状況」2015年~2019年のデータを基に作成

 

1位:植物性自然毒【自然毒】 12人

2位:腸管出血性大腸菌【細菌】 11人

3位:動物性自然毒【自然毒】 3人

4位:ボツリヌス菌【細菌】 1人

 

原因物質ごとに事例をご紹介します。

植物性自然毒 
【事例】
発生時期:2018年4月
発生場所:家庭
原因食材:イヌサフラン(有毒植物)
群馬県 平成31年(2019年)群馬県食中毒発生状況(PDF)

腸管出血性大腸菌
【事例】
発生時期:2016年8月
発生場所:給食施設(東京都及び千葉県の3施設)
原因食材:きゅうりのゆかり和え
国立感染症研究所 「きゅうりのゆかり和えによる腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒事例―千葉県, 東京都」

動物性自然毒
【事例】
発生時期:2019年12月
発生場所:家庭
原因食材:コモンフグ(推定)
広島県 令和元年広島県食中毒発生状況 (PDF)

ボツリヌス菌
【事例】
発生時期:2017年2月
発生場所:家庭
原因食材:蜂蜜
東京都福祉保健局 報道発表資料

 

【植物性自然毒】

植物性自然毒はキノコと高等植物に大別されます。

キノコ
ツキヨタケやクサウラベニタケ、テングタケ・イボテングタケが有名です。
食用と判断できないキノコは絶対に「採らない」「食べない」「人にあげない」が特に重要です。
東京都福祉保健局 食品衛生の窓 キノコ食中毒

高等植物
スイセンやトリカブト、ヨウシュウヤマゴボウなどが有名です。
植物の新芽、若葉や根、実など一部分を見ただけでは、有毒植物と食用植物とを見分けることが難しい場合があります。
東京都福祉保健局 食品衛生の窓 間違えやすい有毒植物

厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル

 

【腸管出血性大腸菌】

腸管出血性大腸菌は人の腸管内でベロ毒素(vero toxin ; VT)と呼ばれる毒素を産生し、その毒素により出血性の大腸炎を引き起こす細菌性の食中毒です。中でもO157が有名で少量でも発症しやすく、場合によっては重篤な症状を伴う特徴があります。

腸管出血性大腸菌の特徴や予防方法は以下をご覧ください。
>>「O157等の腸管出血性大腸菌食中毒の症状や特徴、予防方法について
腸管出血性大腸菌食中毒のリスクを見える化するには
>>食品微生物検査のページへ
当社をご利用いただいているお客様の声をご紹介します。
>>お客様の声のページへ

 

【動物性自然毒】

すぐに思い浮かぶのはフグではないでしょうか?
フグの体内に含まれるテトロドトキシン(TTX)がフグの喫食による食中毒の主な原因です。過去には死亡例も報告されています。
国内では都道府県知事等が認めた専門のフグ処理者により調理されたフグが消費者に提供されていますが、釣ったフグを家庭で調理し喫食したことによる食中毒事故が起こっています。自分で釣ったフグ又は知人から譲り受けたフグの素人調理は絶対に止めてください。
厚生労働省 安全なフグを提供しましょう

フグ以外の有毒な魚や二枚貝、巻貝の喫食による食中毒もあります。
厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル

 

【ボツリヌス菌】

ボツリヌス菌は酸素のない(少ない)状態で増殖し、ボツリヌス毒素を産生します。その毒素によって食中毒が引き起こされます。ボツリヌス毒素は自然界に存在する毒素の中で最強の毒力といわれています。また、1 歳未満の赤ちゃんでは、ボツリヌス菌の芽胞を摂取することにより、乳児ボツリヌス症にかかることがあるため、1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないように、厚生労働省から注意喚起がなされています。
厚生労働省 ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。

ボツリヌス菌の特徴や予防方法は以下をご覧ください。
>>「ボツリヌス菌食中毒の症状や特徴、予防方法について
ボツリヌス菌食中毒のリスクを見える化するには
>>食品微生物検査のページへ
当社をご利用いただいているお客様の声をご紹介します。
>>お客様の声のページへ

 

2. 食品の安全を確認するには

食品の安全を脅かす危害は、「生物学的危害」「物理的危害」「化学的危害」の3つに分類されます。
なかでも主に微生物を原因とする「生物学的危害」は、実際に発生した飲食関連の事故のうち約9割を占めるといわれています。
目には見えない微生物を検査によって「見える化」し、その状態を把握することが、微生物のコントロールには必須です。

食品微生物検査では、食品の種類・製造工程・保存条件など、検査対象の状況とその目的に応じて、衛生指標菌検査と食中毒菌検査を組み合わせて行われます。
その結果から、食中毒予防やリスク低減につなげることが可能です。

また、専門機関で検査することで、検査結果から改善のアドバイスが受けられます。より安心して食品をお客様に提供しましょう。
>>食品微生物検査のページへ

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町田予防衛生研究所の会社概要・沿革

動画で町田予防衛生研究所の会社紹介

 

参考

・厚生労働省 食中毒発生状況(2015年~2019年)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html

・厚生労働省 過去の食中毒事件一覧(2015年~2019年)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html

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