MHCL WORKS LABO

  1. TOP
  2. MHCL WORKS LABO
  3. 衛生のハテナ
  4. 都道府県別食中毒事故件数ランキング

都道府県別食中毒事故件数ランキング

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
食品衛生ハンドブックバナー

今回は、厚生労働省の食中毒統計資料に基づいて、過去5年間(2016年~2020年)の食中毒事故件数をランキング形式でご紹介します。
お住まいの地域のランキングが気になる方、より食中毒について知りたい方はぜひ最後までご覧ください。



ご相談バナー


事件数の原因物質別ランキングはこちらです。
>>事件数が多い食中毒ランキング

患者数の原因物質別ランキングはこちらです。
>>患者数が多い食中毒ランキング

死者数の原因物質別ランキングはこちらです。
>>死者数が食中毒ランキング

食中毒の事件数・患者数・死者数をまとめた記事はこちらです。
>>食中毒の発生状況を総まとめ


▼調理現場ですぐに使える学べる資料▼

1. 都道府県別食中毒事故件数ランキング

2016年~2020年の5年間の食中毒統計データを基に、都道府県別の食中毒発生件数でランキング付けしました。
※東日本と西日本の区分は、糸魚川静岡構造線を参考に新潟県・富山県間、長野県・岐阜県間、山梨県および神奈川県・静岡県間で分けました。グラフでは東日本を青、西日本を赤で示しています。

 

都道府県別グラフ

厚生労働省「過去の食中毒発生状況」2016年~2020年のデータを基に作成

 

全国の平均発生件数は100.4件で1位の東京640件~16位の沖縄104件までが平均以上の発生件数を記録しています。

次に、食中毒事故件数の多い原因物質であるアニサキス、カンピロバクター属菌、ノロウイルス、植物性自然毒、動物性自然毒を東日本、西日本で比較します。

 

東西比較グラフ

厚生労働省「過去の食中毒発生状況」2016年~2020年のデータを基に作成

 

アニサキス
東日本が58.2%で、東日本が若干多い結果になりました。

カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
西日本が56.5%で、西日本が若干多い結果になりました。

ノロウイルス
東日本が53.3%で、東西の差はほとんどないと言えます。

植物性自然毒
東日本が66.9%で、東日本が多い結果になりました。

動物性自然毒
西日本が76.9%で、西日本が多い結果になりました。

差が大きかった植物性自然毒と動物性自然毒

植物性自然毒はきのこ、動物性自然毒はフグの喫食による食中毒が多く、東日本と西日本の食文化の違いも関係しているかもしれません。
一方で、都道府県毎のランキングでは人口の比較的多い都道府県が上位をしめていることから、次の章では人口当たりの食中毒発生件数についてご紹介します。

食中毒を起こす細菌・ウイルス一覧バナー

 

2. 都道府県別食中毒事故件数対人口比

各都道府県の人口当たりの食中毒件数(2016年~2020年)を調査しました。データの表し方は便宜上、東京都の人口当たりの食中毒事故件数を1として計算しました。

 

人口対比都道府県別グラフ

厚生労働省「過去の食中毒発生状況」2016年~2020年のデータを基に作成


全国の平均比率は0.91で1位の宮崎県2.72~16位の大分0.91までが平均値以上を記録しています。このランキングを見ると西日本のほうが比較的多く高順位にランクインしていることが見受けられます。特に1位の宮崎県で起こった食中毒事故に注目すると、アニサキスによる食中毒が、東京都、神奈川県に次いで3番目の多さ(97件)でした。そこで、宮崎県の食中毒原因物質の比率を東京都、神奈川県と比較します。

 

原因物質別小中毒事故数比率グラフ

厚生労働省「過去の食中毒発生状況」2016年~2020年のデータを基に作成

東京都と神奈川県はおおよそ同じ比率であった一方で、宮崎県はアニサキスの比率が高いことがグラフからも見て取れます。
アニサキスによる食中毒に関しては、こちらをご覧ください。
>>アニサキスなどの寄生虫による食中毒事故について(アニサキス、クドア、ザルコシスティス)

 

3. 食品の安全を確認するには

食品の安全を脅かす危害は、「生物学的危害」「物理的危害」「化学的危害」の3つに分類されます。
なかでも主に微生物を原因とする「生物学的危害」は、実際に発生した飲食関連の事故のうち約9割を占めるといわれています。
目には見えない微生物を検査によって「見える化」し、その状態を把握することが、微生物のコントロールには必須です。

食品微生物検査では、食品の種類・製造工程・保存条件など、検査対象の状況とその目的に応じて、衛生指標菌検査と食中毒菌検査を組み合わせて行われます。
その結果から、食中毒予防やリスク低減につなげることが可能です。

また、専門機関で検査することで、検査結果から改善のアドバイスが受けられます。より安心して食品をお客様に提供しましょう。
>>食品微生物検査のページへ

HACCP制度化対応はお済みですか?
>>HACCP制度化対応に関するよくある質問のページへ
>>HACCP制度化対応に失敗しないためのポイントのページへ

LINE公式アカウントを友だち追加!!

町田予防衛生研究所では、食の安全に興味・関心をお持ちの方々に、有用な情報を発信しています。

食品に携わる方々が、「好きな時間に」「簡単に」「短時間で」食の安全・安心に関する知識を得るられることを目指して運営しています。
電車での移動中などのスキマ時間にご利用いただけるように、ぜひ【友だち追加】をしてください。

友だち追加

LINE友だち募集バナー

食品衛生ハンドブックバナー

【町田予防衛生研究所】食品衛生ハンドブックのダウンロードページへ

お客様の声バナー

こちらもオススメ

近年の食中毒原因上位
>>カンピロバクター食中毒の症状や特徴、予防方法について

冬場に特に多い食中毒
>>ノロウイルス食中毒の症状や特徴、予防方法について

O157は特に有名 ベロ毒素を産生する大腸菌
>>O157等の腸管出血性大腸菌食中毒の症状や特徴、予防方法について

家禽類や家畜などの体内に生息 乾燥に強い食中毒菌
>>サルモネラ食中毒の症状や特徴、予防方法について

手指の傷や化膿創に気を付けて!
>>黄色ブドウ球菌食中毒の症状や特徴、予防方法について

海水中に存在して魚介類に付着
>>腸炎ビブリオ食中毒の症状や特徴、予防方法について

別名”給食病” 通常の調理加熱では死なない
>>ウエルシュ菌食中毒の症状や特徴、予防方法について

 

LINE友だち募集バナー

 

Written by

株式会社町田予防衛生研究所

町田予防衛生研究所は、食の安全に関わる各種検査やコンサルティングなど幅広く商品・サービスを取り揃え、ワンストップで食の安全をサポートする企業です。

許可等

    • 厚生労働省登録検査機関(食品衛生法)
    • 登録衛生検査所
    • 国際規格 [ISO9001] 認証取得
    • 国際規格 [ISO/IEC17025:2017] 認定取得
    • JFS監査および適合証明プログラムに基づく監査会社

 

参考

・厚生労働省 食中毒発生状況(2016年~2020年)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html

・厚生労働省 過去の食中毒事件一覧(2016年~2020年)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html

食品衛生のお役立ち掲示物ダウンロード

現場ですぐに使える「食品衛生のお役立ち掲示物」をご用意しております。
ダウンロードして印刷すれば、すぐにご利用いただけます。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

商品やサービスの各種お問い合わせ

お見積や注文依頼なども承っております。

食品衛生のお役立ち掲示物

現場ですぐに使える
「食品衛生のお役立ち掲示物」
をご用意しております。

無料相談

ご不明な点などございましたら
お気軽にお問合わせください。

サービスに関するお問い合わせ

よくいただく質問と
その回答をご用意しました。